リードは、犬の行動をコントロールできる大切な道具です。
仔犬のとき、成長期、大人になったときなど、長さや太さ、
素材を選んで使い分けることが出来ます。
今回は仔犬を中心にお話します。
ママ「ももちゃん、プーちゃんのリードを持ってみようか。」
もも「プーちゃんはリードに慣れたのかな?」
ママ「そうね。大丈夫そうだから、リードを持って歩いてみようね。」
ももちゃんは、ピンクのリードの輪になっているところを、持って歩いてみました。
すると、プーちゃんは、座り込んで動きません。
もも「プーちゃん、おいで。」
ママ「ももちゃん、リードは引っ張らないで、ゆるめてみてね。
プーちゃんが安心できるまで待っててあげよう。」
もも「プーちゃん、大丈夫ここまでおいで。」
プーちゃんは、しばらくももちゃんを見ていました。そして、前足をゆっくり動かし始めました。
ももちゃん先生は、励ますように言いました。
もも「そうそう、ここまでおいで。」
ママ「ももちゃん、ほめて!ほめて!」
もも「プーちゃんおいで〜!おりこうさんね〜ここまでおいで〜。」
ももちゃんは、プーちゃんが1歩1歩歩くたびに、思いっきりほめました。
すると、プーちゃんは、元気良くももちゃんのところに走ってきてくれました。
ママ「初めてリードをつけて、ももちゃんのところに来てくれたね。
ももちゃん、大好きなおやつをあげようね。」
もも「初めてのときだけ、おやつをあげると早く覚えるんだね。」
ママ「そうよ。ももちゃんの言うとうりにしてくれたのだから、プーちゃんに、プレゼントあげよう。
でも、あまり使いすぎないでね。一番大切なのは、ももちゃんがほめることよ。
プーちゃん来てくれてありがとう。と、ほめてあげる気持ちが大切なの。」
もも「ピンクのリードは、すごいね。私の気持ちがプーちゃんに伝わるみたい。
外のお散歩が楽しみになってきたよ。」
ママ「ももちゃん、リードを持ってお部屋を歩いてみよう。
プーちゃんの行きたいほうへ、しばらくついてみてね。」
もも「わかった。プーちゃんおいで。私と一緒に歩こう。」
ママ「リードは緩めてね。決して引っ張らないで。プーちゃんが引っ張ったら、止まってみよう。」
もも「ママ、プーちゃん引っ張って行っちゃうよ。」
ママ「そのまま、しばらく待ってみようね。プーちゃんはきっと振り向いて、ももちゃんの顔を見るよ。」
もも「あ!振り向いて、私を見たよ。プーちゃんおいで〜」
プーちゃんは、振り向いて呼ばれると喜んで、ももちゃんのところに走ってきました。
もも「プーちゃん、かわいいね。私の言うとおりに来てくれるもの。」
ママ「外での散歩は、いろいろ楽しいことばかりだから、プーちゃんは、ももちゃんのこと忘れて、
引っ張るようになるからちゃんとできるまで、お部屋で練習ね。」
もも「プーちゃん、私を忘れないで歩こうね。」
ももちゃん先生の、お散歩デビューはもう少しかかるようです。
仔犬は、リードの使い方で、動かなくなってしまうことがあります。
そんなときは、仔犬が動き出すまで決して、リードで引きずらないでね。
仔犬は、勇気を持って自ら動くまで、待ってあげましょう。
さて、ももちゃん先生とプーちゃんの赤い糸は、どんどん太くなっていきます。
次回は、来てほしいところへ、リードを使っていく方法をお話します。
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